益々元気なまめパンです。
旅行業務取扱管理者を目指す人のために調べましたので、旅行業務取扱管理者の試験日や難易度について、まとめておこうと思います。
旅行業務取扱管理者の種類
- 総合旅行業務取扱管理者
海外と国内の旅行業務を扱う旅行業者の管理者になれる資格
- 国内旅行業務取扱管理者
国内の旅行業務を扱う旅行業者の管理者になれる資格
- 地域限定旅行業務取扱管理者
国内の拠点区域内の旅行業務を扱う旅行業者の管理者になれる資格
以上のように旅行業務取扱管理者は、3種類あります。それぞれ、どんな試験があるでしょうか。
総合旅行業務取扱管理者試験
一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)が実施する国家試験です。
受験料:6500円
試験地:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県
試験科目:旅行業法及びこれに基づく命令
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
国内旅行実務
海外旅行実務
4科目すべての科目で満点の60%以上で合格
国内旅行業務取扱管理者試験
一般社団法人全国旅行業協会(ANTA)が実施する国家試験です。
受験料:5800円
試験地:北海道、宮城県、埼玉県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県
試験科目:旅行業法及びこれに基づく命令
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
国内旅行実務
3科目すべての科目で満点の60%以上で合格
思ったより難しそうな科目ですね。こりゃ困った・・・
地域限定旅行業務取扱管理者試験
観光庁が実施する国家試験です。
受験料:5500円
試験地:東京都、大阪府(兵庫県)
試験科目:旅行業法及びこれに基づく命令
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
国内旅行実務
3科目すべての科目で満点の60%以上で合格
地域限定旅行業務取扱管理者は少し特殊なので、まずは国内旅行業務取扱管理者試験を受けるのが良いようです。
国内旅行業務取扱管理者試験を合格していれば、総合旅行業務取扱管理者試験の「旅行業法及びこれに基づく命令」と「国内旅行実務」の2科目が免除されます。
国内旅行業務取扱管理者試験にも、科目免除があります。
旅行業務取扱管理者試験科目免除の種類
すべて、前年度の実績なので、初めて受験する人や、前年に受けていない人は対象になりません。
これで、目指すべき試験がはっきりしましたが、合格率はどうなんでしょう。
国内旅行業務取扱管理者試験の合格率
免除無しの、全科目受験者だけの合格率をまとめてみました。
2005年 27.6%
2006年 32.7%
2007年 45.5%
2008年 32.0%
2009年 37.9%
2010年 30.0%
2011年 35.0%
2012年 35.6%
2013年 27.2%
2014年 28.1%
2015年 27.8%
2016年 32.1%
2017年 36.0%
2018年 38.3%
だいたい合格率は35%ってところでしょうか。3人に1人合格ですね。
ひえー、きびしい!
2020年の試験日は9月6日(日)で、願書受付はとっくに終わってます。受ける場合は、来年度以降ですね。
緊張してる場合じゃないですよ